勉強会NOTE  

<勉強会記録ですので、内容については個人判断でお願いいたします。事故が起こりましても責任は負いかねます。>

2005.5.13〜14 Fri〜Sat

第48回日本糖尿病学会年次集会学術大会に行ってきた!!!!

日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/

第48回日本糖尿病学会年次集会学術大会 http://www.congre.co.jp/jds/jds2005_j.html


おっきな学会です。口頭発表の会場が15ヶ所+ポスター会場+機器展示+製薬メーカーブース+書籍販売があり、
ランチョンセミナーは14演題の中から選べます(弁当はどの会場でも同じです。)
薬剤師の学術大会とは比較にならないほどおっきいー!!
ポートピアホテル+神戸国際会議場+神戸国際展示場+神戸市商工会議所神商ホールと渡り歩きました。

地図つけときます。↓オレンジ色のところが今回の会場群。


学術大会2日目から参加しました。

5/13
薬物療法 インスリン  
超速効型(インスリンアナログ製剤)と持効型(インスリングラルギン製剤)が今回のトレンド。

Kir6.2(カリウムチャネル)のR201変異による新生児糖尿病の一例における希釈Lisproを用いたポンプ療法の経験
(佐賀大医)
出生時体重3028g 生後7週でHbA1c8%、抗GAD抗体陰性、家族歴無し
Lispro原液ポンプでは低血糖が頻発したので(BW3kg)生理食塩液で10倍希釈のLisproポンプを用いた症例。
希釈Lisproは少なくとも2日間力価が保たれた。
生後10ヶ月・BW10kg時、針刺入部の硬結を起こしたためLispro原液に切り替えた。低血糖示せず。
同一変異でSU剤有効の報告あり。

(一般向け説明)
先天的に糖が代謝できない赤ちゃんもいます。
近所のお医者さんの検査結果で血糖値が高いことがわかり、大学病院に紹介されたそうです。
血糖値を見ながらインスリンを小さなポンプで少しずつ少しずつ注射しています。
10ヶ月の写真によると大きく育っていました。


■CSIIからグラルギン使用による頻回インスリン注射療法への変更(小野百合内科クリニック)
1型DM患者13名を対象にCSII→グラルギン+超速攻型インスリン毎食前へ
13名のうち12名が変更可能であった。(1名はCSII続行を希望された)
CSIIをはずしたい→QOLを損なうことなく変更できた。
CSIIを続けると皮下硬結がおこり、A1c5.8%以下を保つことが難しいとされている。
グラルギン製剤の単位はCSIIのBasal doseより減らして投与した。
グラルギン1回投与5名、 2回投与が7名。
夜に一回投与で明け方に低血糖を起こす人は2回投与とした。
グラルギンはピークがなく24時間持続すると言われているが実際は投与6−12時間後に作用のピークがあるようだ。
針を留置しなくてよいことから、水泳、入浴が簡単になったという発言あり。→QOLの向上につながった。

(一般向け説明)
1型の糖尿病患者さんは自分でインスリンを作れないので注射をして補います。
インスリンの分泌には2パターンあり
1)食事による血糖の上昇とともに分泌される追加インスリン
2)食事に関係なく頭や体を動かすためのエネルギーを得るために分泌される基礎インスリン
があります。
インスリン量が1日4回の注射でうまく調整がつかない患者さんに持続注入器があります。
おなかに小さい針を刺しておき、1時間あたり0.数mlずつ注入される仕組み。食事の際はまとめて早送りにして投与します。
現在の血糖値にあわせて投与量を調整できる利点があります。糖尿病妊婦さんに用いることもあります。
欠点は常に針が刺さったままであることとポンプを携帯する必要があること。
プールや温泉にはいるのが大変と伺っています。


■JUN-LAN STUDY4 2型糖尿病のSU剤効果不十分例におけるインスリングラルギンへの上乗せ効果
(順天堂大医・JUN−LAN STUDY Group)
SU剤で治療中の2型患者30名 平均A1c9.4%±1.0%
グラルギンを追加後24週   平均A1c 7.6%±3.6%

■NPHインスリンから持効性インスリンアナログへの変更例の臨床的評価
(天理よろず)
HbA1cは低下。
3ヶ月目には低血糖を感じた回数・睡眠中の低血糖回数は低下
注射の痛みは低下したが、注射器の使いやすさは悪化した。


■SU剤とグラルギンの併用による内因性インスリン分泌能の変化
(弘前大医)
内因性インスリン分泌能が比較的保たれている例(僂PR5≧1.0)では
グラルギン投与後インスリン分泌能が改善する傾向が見られた。
これにより膵β細胞の疲弊を予防できる可能性が示唆された。

ランチョンセミナー 
「食コーチング」による栄養相談 指導から支援へ

ポスター 自分の職場の医師がポスター発表しててびっくり!

シンポジウム 
Grobal aspects of the role of Certificated Diabetes Educator; past, present and future 
(諸外国における糖尿病療養指導士の役割拡大と変遷)
英語でした。同時通訳有り。同時通訳に感動。

イブニングセミナー 冠血管インターベンション施行患者の長期予後改善の為に 〜糖尿病管理の重要性〜

5/14
第45回日本糖尿病協会年次集会

ランチョンセミナー 
メタボリックシンドロームの管理 SMBGの活用とその現状

ポスター

市民の為の糖尿病フォーラム 公演1.2

シンポジウム 2型糖尿病の新しい薬物療法

英語で

 

 

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