勉強会NOTE  

<勉強会記録ですので、内容については個人判断でお願いいたします。事故が起こりましても責任は負いかねます。>

2005.5.11 wed 

「組織におけるコミュニケーションとリーダーシップ論について」
講師 
平尾誠二
神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー
元ラグビー日本代表監督
特定非営利活動法人スポーツ・コミュニティー・アンド・インテリジェンス機構(略称SCIX)理事長
詳しいプロフィールはコチラ

スポーツの視点から講演されてますが、これは仕事でも使えることではないでしょうか?

チームワークとは同じ釜の飯を食べる事ではない。
日本人はどうやら団体行動を「同じ釜の飯を食うこと」と考えている人が多い。
全員が同じ行動を取っていたら、チームで戦えるだろうか。チームで立ち向かえるか?
チームワークというのは「一人が出れば一人が引っ込む」のであり、個々人が適所で役割を果たすことである。

・スポーツは楽しむもの。根性を鍛えるものではない。楽しくやっているチームは強い。
これも、スポーツは根性が鍛えられて良い、と「根性論」をいってくる人がいる。そんなスポーツ、楽しくない。
楽しくなければ続かない。
どうやったら強くなれるか、勝てるかを考えるとおもしろくなってくる。

・チーム内のコミュニケーションとは ともすると「声を出して」と誤解釈
外国からのコーチが「Do communications」と指示すると、コミュニケーション→声出していこう→わーわー!
コーチは「What's happen?」
・・・声以外の方法で意思を伝える方法があるだろー!!
目線、しぐさ、などなど。

・コーチは先導型ではなく洞察型 個人が持っている能力を見出し、チームに活かす
昔は俺に着いて来い型。今はそれでは強くならない。

・日本人は(どの競技においても)パスが上手くない パスミスはパスを出した側の責任?受ける側が下手? 
人に向けてではなくエリアもしくはスペースにパス、そこにいないのが悪いのでは。
日本人は、パスが受けれなかったら、パスを出した人が下手といわれることが多い。
でも、視点を変えてみてください。パスを出す人は、パスを出すための判断材料(自分についてるディフェンス・受け手に付いてるディフェンス、誰にパスを出したらよいか、など)が、受ける側より多いのです。
受ける側のほうが判断材料が少ないことを考えると、パスを出しやすいようにしてやることが大事なのです。

・日本人は、監督が指示したことを完璧に成し遂げることに関しては秀でているが、
自分達で考えてプレイすることが苦手である。
攻守交わるスポーツにおいて顕著です。

・チームリーダーとゲームリーダーと分ける 
ゲームリーダーは団体を纏め上げることができるかというと必ずしもそうとはいえません。
腕が立っても、日常はチャランポランなやつもいます。

・イメージリーダーの存在 ひらめきが命 その「ひらめき」をもらう。
しかし、イメージリーダーはゲームリーダーにはなれない。
これも同上です。チームが分解してしまうこともあります。

・できる部下は寄って集ってつぶす傾向にある。
いい上司とは、いい部下が働きやすいよう障害を取り除く・追い払う事が必要。
すると売上向上、会社の発展につながる事を忘れないで。
できる部下をつぶす事は、自分たちの会社をつぶす事と同じ。
四大週刊誌の出版社でときどきこのようなことが見られるそうです。
そうすると、売り上げ良かったのになぜか売り上げダウン、と顕著にわかるそうです。

・叱ってよくなる事と、無理な事がある。遅刻は前者、センス・体力は後者 叱る前に考えよう
「これは叱って伸びる事かな?」と。

・ポジティブに考えよう。臨機応変。何があっても大丈夫。

・新しい技は、ルール違反すれすれの所にある。挑戦してみてはいかがでしょうか。
タックル苦手な子がいて、でもその子は走りが早くてパスも上手い。
「タックルが出来るようになったら試合に出してやろう」では、選手としてそれまで。
可能性の芽を摘んでしまっている。タックルが出来なくても他のことで自信を付けていけば
そのうちタックルできるようになるもんである。

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